まずは、「霊能」という言葉を感情や宗教性から一度切り離して、ひとつの“感覚知”として捉えてみましょう。

たとえば、

  • 目に見えないものを感じ取る力
  • 耳で聞こえない音を直感的に察する力
  • 身体の内部にある違和感や、未来に起こることへの“兆し”のようなものを受け取る力

これらは、超常現象やオカルトの専売特許ではなく、実は誰もが人生の中で一度は経験しているような、「説明しにくいけれど確かな実感」に近いものです。

この感覚には、海外では名前がついています。
それが「クレア(Clair)」シリーズと呼ばれる、霊的知覚の分類です。

  • クレアボヤンス(Clairvoyance):透視・イメージとして視える感覚
  • クレアオーディエンス(Clairaudience):言葉や音が聞こえる感覚
  • クレアセンシェンス(Clairsentience):感情や体感として感じる感覚
  • クレアコグニザンス(Claircognizance):理由なく「知っている」という感覚
  • クレアアリアンス(Clairalience):匂いによる感覚(亡き人の香りなど)
  • クレアガスティエンス(Clairgustance):味覚で何かを受け取る感覚

つまり「霊能」とは、本来“誰にでも備わっているかもしれない”感覚の延長線上にあるもの。
ただし、繊細で高度なものであるがゆえに、誤解されたり、混乱を生んだりすることもあります。