― 日常の中の違和感と、不思議な予感

私自身も、最初から“視える”体験をしたわけではありません。
けれど、子供の頃からなんとなく普通の子と違う感覚を抱いていました。

知らない漢字を夢で見たり、見覚えのない景色を夢で見た後に、後日そっくりの場所に訪れることになったり。
あるいは、話している人の気持ちが急に「胸に入ってくる」ように感じたり、何かに迷っている人と話していると、ふと光が差すように「これを伝えなきゃ」という閃きがくるのです。

実際に伝えてみると「なんでそんなことまでわかるの?」と驚かれたり、「そう、それが悩みだったの…」と涙を流されたりすることが何度もありました。

その時はまだ、「自分が特別な力を持っている」なんて意識はありませんでした。
ただ、**クレアセンシェンス(体感共感)やクレアコグニザンス(直観知)**が、自然と働いていたのかもしれません。

◎解説:子どもの頃に現れる「第六感」のかたち

子どもの頃から、

  • 夢の内容が現実と重なる
  • 人の感情が強く流れ込んでくる
  • 「なんとなく嫌な予感」がよく当たる

といった経験をする人は、珍しくないと言われています。

心理学的には「高い共感性」「予測的な直観」「場の空気を読む力」などで説明されることもありますが、スピリチュアルな分野では、これらを霊的感受性の芽生えと見ることがあります。

とくに、

  • HSP(Highly Sensitive Person:とても敏感な気質の人)
  • エンパス(Empath:他人の感情を自分ごとのように感じやすい人)

といった概念と重なる部分も多いとされています。

「視える」「感じる」ことは、決して“オカルトの特別な才能”ではなく、
人の心を深く受け取りやすい感性の、ひとつのあらわれだと考えられています。