― エドガー・ケイシーとキャロル・リットバーガー
“透視能力”や“メディカルスキャン”と呼ばれる感覚をめぐって、実際に歴史に名を刻んだ人物たちがいます。
彼らの能力は、単なる偶然や思い込みではなく、継続的な記録と多くの報告によって裏付けられています。
■ エドガー・ケイシー(Edgar Cayce)|「眠れる預言者」と呼ばれた男
アメリカの歴史に名を残す霊的リーディングの先駆者、**エドガー・ケイシー(1877-1945)**は、催眠状態の中で“診療リーディング”を行い、見たこともない人の病気を言い当て、時に治療法まで語ったことで有名です。
彼のリーディングは記録係によって逐一書き起こされ、その数は1万4000件以上にも及びます。
ケイシーの特徴は、本人が催眠状態に入ることで、遠く離れた他人の身体を“透視”するように診断し、その人の生活習慣や精神状態にまで踏み込んだアドバイスを行った点にあります。
彼の能力は、**クレアボヤンス(Clairvoyance:透視)とクレアコグニザンス(Claircognizance:知っているという感覚)**が複合的に働いていたと考えられます。
また、彼が話す治療法の多くが当時の西洋医学ではまだ体系化されておらず、現代になって再評価されているものもあるのです。
■ キャロル・リットバーガー(Carol Ritberger)|色で病気を“読む”人
アメリカの心理学博士であり直観医療研究者のキャロル・リットバーガー博士は、相手のオーラの色や感情の波動から病気や不調を読み取ることで知られています。
彼女の診断スタイルは、エネルギーの「色」や「質感」から体内に異変がある部分を感じ取り、心と体の関係性を重視したアプローチを取ります。
キャロル博士が訴えるのは、体の不調の多くが未解決の感情やストレスからくる「エネルギーブロック」だという点。
つまり、病気とは「身体の悲鳴」であり、「心の歪みの投影」である――という視点を、学術的・感覚的両面から伝えているのです。
彼女の場合は、**クレアセンシェンス(Clairsentience:体感・感情で感じ取る力)とクレアコグニザンス(理由なくわかる直観知)**が主に作用していると考えられます。
こうした世界的な透視能力者たちに共通するのは、
- 感覚に頼りながらも、論理的な再現性や記録の積み重ねを大切にしていること
- 単なる「霊視」や「奇跡」とせず、人の心や生き方との関係性を紐解いていること
つまり、「感じる力」は訓練と誠実さによって、誰でもある程度は育てられる可能性があるということです。
