〈体験談ベースの警告〉

私は実際に、

  • 占い師同士が組んで、ひとりのお客さんをカモにしてたらい回しにして稼ぐ
  • 鑑定中に「この先生のところにも行ってきて」と次々に紹介される
  • 「あなたはこの人と結ばれなかったら不幸のまま」と言われ続ける

そんな現場を経験してきました。

こんな占い師は要注意

昨今は占い師が大変増えました。
しかし中には、相談者様のお悩み解決よりも自身の収益のために活動している人もいます。

ご注意していただきたいのは、収益のために活動している占い師が収益を増やすために、

  • 「霊がついている」
  • 「先祖の祟りだ」
  • 「私は味方だから通いなさい」
  • 「その願いを叶えるためには祈祷が必要だから◎十万収めれば必ず叶えてあげます」

など、依存や占いジプシーになるようなコントロールをする危険な占い師がいることです。

信じて通ったのに結局高額のお金を払って叶わなかったと涙するご相談者様をみかけるたびに、私は胸が痛みます。

そこで、これらを踏まえて注意する点をあげますので、ご参考にされてください。

  • 不安や恐怖心をあおる
  • 依存を求める
  • 高額の請求をする
  • よくわからない高額の商品を次々と購入させる
  • 霊、ご先祖様の存在をむやみに話題にする
  • あなたの気持ちに寄り添ってくれない
  • 具体的なアドバイスがなく、叱られてばかりいる
  • 鑑定中に、他の占い師を次々と紹介してくる

このような傾向がある占い師は要注意です。

占いとは、本来「転ばぬ先の杖」

占いとは、本来「転ばぬ先の杖」です。

あなたが悩みの森に迷い込んでしまった時に、解決の出口を示してくれる占い師こそが、信頼のおける占い師です。

あなたの心が不安になるような発言をする占い師に出会ったときは、すぐさま離れるようにしてくださいね。
また、占い師から呼び出しをされるような場合も同様です。

あなたがよき占い師と出会い、幸せに導かれますように。

 

コラム:チャット占いサイトで見た「囲い込み」と業界の裏側
――いわゆる「占い師、裏あるし」の話

 

ここでは、私がかつて関わったチャット専門の占いサイトでの体験を、ひとつのケースとして紹介します。
これは特定の誰かを糾弾したいわけではなく、

「スピリチュアルや占いの世界には、こういう“構造”の落とし穴がある」

という警告として読んでいただけたらと思います。


1. 客として入ったはずが、いつの間にか“占い師デビュー”

もともと私は、そのサイトの**「お客さん」**でした。
人生の悩みを抱え、チャットで相談しながら、少しずつ心の整理をしていました。

一方で私はカウンセラーの資格を取っていましたが、
どこで働けばいいのか分からず、資格をどう活かすか迷っていました。

前から縁のあった占い師さん(ここでは紹介してくれた占い師=A先生とします)にそのことを相談すると、

「ここのサイトに言ってあげるから、占い師になりなよ」

と軽い調子で声をかけられました。
話はとんとん拍子に進み、私はあっという間にチャット占い師としてデビューすることになりました。

しかし、私はカウンセリングの基礎は分かっていても、
占いそのものの技術はほとんど教わっていませんでした。

右も左も分からないまま現場に放り込まれ、
チャットに入ってきたお客さんをうまく扱えず、怒らせてしまうこともあります。
お客さんはなかなか入らず、「ちゃんとやらなきゃ」という焦りだけが募り、私は次第に追い詰められていきました。


2. 「教育係」と「頼れる彼」が現れた

そんな折、私より後からサイトに登録してきた女性占い師(ここでは教育係となる占い師=Bさんとします)に相談に行きました。
そこからBさんと仲良くなり、プライベートな話もするようになります。

しばらくして、男性占い師(ここではCさんとします)がサイトに入ってきました。
ある日お客さんから、

「Cさんが、あなたのこと気にしているみたいよ」

と聞かされ、私は彼の存在を意識し始めます。

あるとき、私にとってとてもショックな出来事がありました。
そのとき待機していた男性占い師は三人。
その中で「この人なら受け止めてくれそうだ」と感じたのがCさんでした。
私は彼のチャットに入り、そこで一気に打ち解けていきます。

Cさんは、私が話していないことまで言い当てる人でした。
「どうしてここまで分かるの?」と驚くくらい、よく当ててきます。
その驚きと安心感から、私は少しずつ彼に惹かれていきました。

私が「鑑定のやり方が分からなくて困っている」と悩んでいることを知ったCさんは、運営に掛け合ってくれました。

「この子はトレーニングしてあげないと伸びない」

その一言で、Bさんが**“教育係”**に任命され、私の訓練が始まりました。


3. 怒ったフリで去る教育係と、残された私

しかし、そのトレーニングは長く続きませんでした。

Bさんは、私の言葉や態度のどこかに腹を立てたのか、ある日突然、

「もうイヤ!
あの子の面倒は見たくない!」

と叫ぶようにして怒り、私の前から去っていきました。

今振り返れば、それは「本気で育てようとしてくれた」というよりも、
怒ったフリをして、教育の責任を途中で放り投げたようにも見えます。

教育は宙ぶらりんのまま終わり、残された私はますます混乱しました。
その後は、Cさんがあれこれ世話を焼いてくれるようになり、
やがて恋愛感情が混ざる関係へと変わっていきました。

ただ、メールや電話をしてもなかなか連絡がとれなかったので、私は毎日のようにチャットに通いました。
約束しても、いつも何かトラブルが起きてキャンセルになる──
会えそうで会えない、曖昧な関係が続いていきました。

けれど、私が元気がない時には、心配して仕事の合間・合間に何度も電話をしてくれ、笑い話をしてくれる人でもありました。
夕日が差し込むころ、やっと私が笑うと、

「笑った!よかった!」

と電話を切る、その姿に、淡い恋心が芽生えたのです。


4. 噂、恋愛、鑑定師周り――“囲い込み”の始まり

Cさんとの関係が曖昧なまま、私は不安を抱え、
つい、ほかの占い師たちにも相談してしまいました。
すると、その話はあっという間にサイト内に広がっていきました。

Bさんは今度は教育係ではなく、私に指示を出す立場に変わりました。

「○○先生(ここではDさんとします)のところに行ってきなさい」

そう言われ、私は占い師たちの部屋を次々とハシゴさせられるようになりました。

  • 私がどこの部屋に行ったか

  • 誰に何を相談したか

  • Cさんと私がどうなっているのか

そういった話題が、私の知らないところで勝手に消費されていきます。

いつものように先生を紹介され、その先生のチャットに入ると、話している途中で、こう言われたこともあります。

「あのね、私、視えちゃったのよ。
彼ね、この先10年は生きられないわよ。
助けるとしたら、あなたが彼と一緒になること。
あなたの力で、彼は生き延びることができる」

あるいは、

「彼のところに行けなかったら、あなたは一生貧乏のまま苦しむ」

と言われたこともありました。

いつしか私は、

  • Cさんに嫌われたくない

  • 捨てられたくない

  • 彼を救いたい

という思いが募り募って、ストックホルム症候群のような状態になり、何も見えなくなっていきました。

私が動けば動くほど、
お金とエネルギーがサイトと占い師側に流れていく構造が、いつの間にかできていました。

Cさん自身も、

「自分には調教癖があって、彼女ができても逃げられてしまう」

と話していたことがあります。
自覚はあったはずですが、結果的に私は、彼との関係の中でも不安と依存の揺さぶりを受け続けることになりました。


5. 運営に揺さぶられる日々

また、運営側からはこんな連絡もありました。

「彼とお付き合いしているようですね。お別れしてもらえませんか。
もしそれが嫌なら、今後お二人が会うようになったり、ご結婚などされた場合は、どちらかが辞めていただきます」

こうして釘を刺されてから、私や彼をめぐってトラブルがよく起こるようになり、
その都度、私は占い師周りをしては、解決方法を相談していました。

ある日、「彼が私のことで他の占い師とトラブルを起こした」という話があり、
「彼がサイトを辞めることになった」との連絡が入りました。

私は運営に連絡を入れ、

「私が問題でトラブルが起きたのだから、私が辞めます」

と伝え、そのサイトを引退しました。


6. スピリチュアルな“ドラマ”が判断力を鈍らせるとき

その後も、不思議な設定の人物が次々とサイトに現れました。

  • Cさんの身内や弟子を名乗る人

  • Cさんの元婚約者だと名乗る人

ある女性は、

「命と引き換えに霊力を授かった」
「あなたにお金をあげたかった」

と語りながら、実際には嫉妬や感情の爆発で場をかき乱しました。

Cさんは、私と出会った当時はその女性と婚約中だったとも聞きます。
後にその婚約が突然解消され、その女性が「期限が来て亡くなった」といった話まで伝わってきました。

真偽は確かめようがありません。
けれど、こうした

  • 「命と引き換え」

  • 「霊力」

  • 「宿命」

  • 「期限」

といった言葉をまとったストーリーは、ときに人の判断力を鈍らせ、

「これは特別な物語だから」
「簡単には離れられない関係なんだ」

と思い込ませる危険な麻酔にもなります。


7. 「禊(みそぎ)」と称された鑑定師周りと、飛んでいくお金

やがて私は、Cさんから

「最後に禊をして、このサイトから離れろ」

といった理由を告げられ、鑑定師周りをするよう促されるようになりました。

一人あたりのチャット代は約2万円。
私は何人もの占い師の部屋を回らされ、
合計で15万円ほど使ったところで、心身ともに限界を迎えました。

「もう無理」

そうCさんに訴え、やめさせてもらいました。
しばらくしてCさんから電話があり、

「抜け出せてよかったね」

と言われました。

たしかに、あの場所から離れられたこと自体はよかったのだと思います。
しかしそこに至るまでに失ったもの――お金、時間、そして心の消耗は、決して小さなものではありませんでした。

その後、生活できないほどの経済状況になってしまい、
私がSNSで「弁護士に相談したい」と告白したその当日、人気サイトであったにもかかわらず、そのサイトは閉鎖されました。
その後、まったく別のサイトとして姿を変えましたが、それも長くは続きませんでした。


8. 抗がん剤治療中に追い込まれた“ブログの強要”

さらに象徴的だった出来事があります。

私はある時期、乳がんの抗がん剤治療中でした。
体力は落ち、気分も悪く、立っているだけでもやっとの状態の日も多くありました。

その最中にも、Bさんからたびたび呼び出されました。

「いまがCさんとの関係を戻すチャンスよ」
「ブログで彼の記憶を呼び戻しなさい」

そう言われ、私は脂汗をかきながら、必死にパソコンの前に座りました。
しかし、抗がん剤の副作用で、体も頭も思うように動きません。
文章を書こうとしても指が進まず、とうとう書けないままの日が続きました。

するとBさんは、

「そんなことしていたらチャンスが逃げるわよ」

と、責めるような言葉を投げかけてきました。

体は悲鳴を上げているのに、

「書けない私が悪い」
「チャンスを逃しているのは私だ」

と自分を責めるようになり、私は心身ともに限界に近づいていきました。

病気で弱っている人に対して、恋愛と“チャンス”をエサにプレッシャーをかける。
今となっては、これはいじめであり、精神的な暴力だったと、はっきり言えます。


9. 業界の「裏」をどう見るか

この出来事を通して、私は痛いほど学びました。

  • 占い師やスピリチュアルワーカーの中には、
    とても調子の良い人や、平気で約束を破る人もいるということ。

  • でも同時に、
    家庭を持ち、誠実に仕事をする人たちもいるということ。

実際、私の鑑定をきっかけに結婚した占い師もいます。

つまり、

「占い師=全員怪しい」

ではなく、

「この業界には、裏もあるし、本物もいる」

というのが、今の私の実感です。

大事なのは、次のようなポイントを冷静に見ることだと思います。

  • 病気や弱さに乗じて、無理をさせていないか

  • 恋愛や“チャンス”をエサに、お金や行動をコントロールしていないか

  • トラブルやドタキャンを「霊のせい」「宿命のせい」にしていないか

  • 運営が、問題が起きたとき責任を取る体制になっているか

これらが守られていない場所は、
たとえよく当たる人がいても、安全な場所ではないと思います。


10. 読む方へのメッセージ

――「占い師、裏あるし」と笑いながら、距離を保つ知恵を

この体験談は、占いそのものを否定したいわけではありません。

ただひとつ伝えたいのは、

どれだけよく当たる人でも、
“人として越えてはいけないライン”は存在する

ということです。

  • 体調が悪いときに無理をさせる

  • 病気や不安につけ込む

  • 「禊」「カルマ」「霊の意志」といった言葉で、
    罪悪感や恐怖心をあおり続ける

こうした振る舞いは、
どれほど霊能や占いの能力があったとしても、決して許されるものではありません。

この世界には、たしかに

「占い師、裏あるし」

という側面があります。

その一方で、誠実に、静かに、人の人生に寄り添おうとしている人たちもいます。

占い師が良い先生がいるから行ってみなさいと紹介という形をとった時は要注意です。

占い師の中には、グループで組んでお客様をたらいまわしにして稼ぐ輩がいるからです。

私は弁護士先生に言われたことがあるのですが、

「占い師だって、お金をもらう以上プロでしょ?
プロがなんで、他の人を紹介するの?
自分で解決できないの?」

その言葉は、胸に強く刺さりました。

それは真実です。どんなご相談でも解決するために試行錯誤をして光を導こうとすることが占い師に課せられた使命なのです。

いい先生だから、その話はあの先生が詳しいからという理由で他の先生を紹介されても行かない事をお勧めします。

「おかしいな?」と感じた時は、それ以上進まない勇気を持つこと。

それが、自分を守ることにつながります。

この章が、
その見分け方と、距離感の取り方のヒントになれば嬉しく思います。

Encyclopedia of Spiritual Anatomy

Encyclopedia of Spiritual Anatomy