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Blog なるほど!霊能図鑑

第5章|見えてしまった未来

――予知夢と“呼び寄せる力”の狭間で

誰かが亡くなる夢を見る――。
それは、一見すると不吉な予感のように感じられるかもしれません。
けれど、ある時期から私の夢の中に、それがあらわれるようになりました。

それは、ただの象徴的な夢ではありませんでした。
夢の中で亡くなっていたのは、ある知人のお身内の方。
その夢を見てから7日後、その方の訃報が現実のものとして届くのです。
最初は偶然かと思っていたけれど、何度も繰り返されるうちに私は数を数えるようになりました。
「また、7日後に何かが起きるかもしれない」――そんな予感に息をひそめる日々が始まりました。

その感覚は、“誰かの死を知らせるサイン”というよりも、
まるで未来を先取りして受け取ってしまったような感覚。
伝えることもできず、ただひとりで受け止めるしかない現実。

後に知ったのは、こうした感覚は「予知夢(Precognitive Dream)」と呼ばれるものであり、
同時に、亡くなる前の“念”や“情報”を**クレアコグニザンス(Claircognizance:理由なくわかってしまう直観知)**や、**クレアセンシェンス(Clairsentience:身体や感情で感じ取る感覚)**でキャッチしてしまっていた可能性があるということ。

また、ある霊能書には、そうした力を「呼び寄せる力(デス・コーリング)」と名付けていたものもありました。
私にはそれが呼び寄せてしまっているのか、それとも先に知っているだけなのか、わからないまま、ただ静かにその知らせを受け取る日々でした。

このように、“わかってしまうこと”は、必ずしも幸せとは限らないのです。
だからこそ、感覚を扱う人には、「どの情報を受け取るのか」「どう伝えるのか」という選択と覚悟が求められると、私は強く思っています。

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第4章|“こどもだった私”と、霊感との出会い

― 日常の中の違和感と、不思議な予感

私自身も、最初から“視える”体験をしたわけではありません。
けれど、子供の頃からなんとなく普通の子と違う感覚を抱いていました。

知らない漢字を夢で見たり、見覚えのない景色を夢で見た後に、後日そっくりの場所に訪れることになったり。
あるいは、話している人の気持ちが急に「脳裏に浮かぶ」ように感じたり、何かに迷っている人と話していると、ふと光が差すように「こうすればいのじゃないかしら」という閃きがくるのです。

実際に伝えてみると「なんでそんなことまでわかるの?」と驚かれたり、「そう、それが悩みだったの…」と涙を流されたりすることが何度もありました。

その時はまだ、「自分が特別な力を持っている」なんて意識はありませんでした。
ただ、**クレアセンシェンス(体感共感)クレアコグニザンス(直観知)**が、自然と働いていたのかもしれません。

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第3章|世界が認めた「透視能力者」たち

― エドガー・ケイシーとキャロル・リットバーガー

“透視能力”や“メディカルスキャン”と呼ばれる感覚をめぐって、実際に歴史に名を刻んだ人物たちがいます。
彼らの能力は、単なる偶然や思い込みではなく、継続的な記録と多くの報告によって裏付けられています。


■ エドガー・ケイシー(Edgar Cayce)|「眠れる預言者」と呼ばれた男

アメリカの歴史に名を残す霊的リーディングの先駆者、**エドガー・ケイシー(1877-1945)**は、催眠状態の中で“診療リーディング”を行い、見たこともない人の病気を言い当て、時に治療法まで語ったことで有名です。

彼のリーディングは記録係によって逐一書き起こされ、その数は1万4000件以上にも及びます。
ケイシーの特徴は、本人が催眠状態に入ることで、遠く離れた他人の身体を“透視”するように診断し、その人の生活習慣や精神状態にまで踏み込んだアドバイスを行った点にあります。

彼の能力は、**クレアボヤンス(Clairvoyance:透視)クレアコグニザンス(Claircognizance:知っているという感覚)**が複合的に働いていたと考えられます。
また、彼が話す治療法の多くが当時の西洋医学ではまだ体系化されておらず、現代になって再評価されているものもあるのです。


■ キャロル・リットバーガー(Carol Ritberger)|色で病気を“読む”人

アメリカの心理学博士であり直観医療研究者のキャロル・リットバーガー博士は、相手のオーラの色や感情の波動から病気や不調を読み取ることで知られています。
彼女の診断スタイルは、エネルギーの「色」や「質感」から体内に異変がある部分を感じ取り、心と体の関係性を重視したアプローチを取ります。

キャロル博士が訴えるのは、体の不調の多くが未解決の感情やストレスからくる「エネルギーブロック」だという点。
つまり、病気とは「身体の悲鳴」であり、「心の歪みの投影」である――という視点を、学術的・感覚的両面から伝えているのです。

彼女の場合は、**クレアセンシェンス(Clairsentience:体感・感情で感じ取る力)クレアコグニザンス(理由なくわかる直観知)**が主に作用していると考えられます。


こうした世界的な透視能力者たちに共通するのは、

  • 感覚に頼りながらも、論理的な再現性記録の積み重ねを大切にしていること
  • 単なる「霊視」や「奇跡」とせず、人の心や生き方との関係性を紐解いていること

つまり、「感じる力」は訓練と誠実さによって、誰でもある程度は育てられる可能性があるということです。

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第2章|わたしに見えてしまった身体の中の“影”

― メディカルスキャンという透視感覚

私はかつて、あるライブ配信中にこんな出来事を体験しました。
常連の視聴者である男性が「今日は救急車で運ばれて病院に行きました」と話してきたのです。
彼は医師から「手術ができない位置に胆石がある」と告げられており、激痛のたびに救急搬送されるほどでした。

そのとき、私はふと「できるかもしれない」と感じ、その方に意識を向けてみました。
すると、グレーがかった空間に、身体を横から見たような黄色い透過画像が浮かび上がり、まるでレントゲン写真のように、尿道の奥のくねった箇所に黒い影が見えたのです。

私はその影を、少しでも排出しやすい位置へと“動かす”ように意識を集中し、
直感的に「水をたくさん飲み、トイレを我慢して尿をしっかり溜めた後、勢いよく排出するように」とメッセージを受け取り、それを本人に伝えました。

すると2日後――「石、出ました!」と彼から連絡が来ました。

このように、目に見えない体内の情報を視ることを、海外では メディカルスキャン(Medical Scan) と呼ぶことがあります。
実際に、透視型の能力を医療現場で応用していたことで有名な人物もいます。

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序章|“霊能”という言葉の違和感から始めよう

霊能、霊感、スピリチュアル…これらの言葉にどこか不信感や拒絶反応を抱いてしまう人は少なくないと思います。
それもそのはず。
世の中には、本人の意思に寄り添わない「霊感商法」や、よくある勧誘話と区別のつかない“なんちゃって”占いなど、心の隙間につけ込むビジネスがあるのも事実です。

でも、本当に「感じる力」「見えないものに触れる力」とは、そんな薄っぺらいものではありません。
人間の心の奥深く、身体の感覚や直観、そして人生の体験を通して練られた感性――それが、「霊能」という表現でまとめられてきたものの正体です。

この本は、“胡散臭い”という先入観をやわらげながら、
「なるほど、そういうことだったのか」と納得に変えてもらえるように、学問的・観察的視点から丁寧に紐解いていきます。